映画『BE:the ONE』NEWS

2023.08.28
お知らせ
8/25 (金) 初日舞台挨拶レポート

この度、BE:FIRST初のライブドキュメンタリー映画『BE:the ONE』が、 8⽉25⽇(⾦)より全国公開となりました。新宿バルト9にて、BE:FIRST全メンバーとオ・ユンドン監督が登壇した初日舞台挨拶の模様をお届けします。

【舞台挨拶レポート】


BE:FIRSTメンバーとオ・ユンドン監督

上映終了後の興奮冷めやらぬ観客の前に、BE:FIRSTと急遽来日を果たしたオ・ユンドン監督が登場すると大歓声が沸き起こったこの日のイベント。全国113館の劇場にもライブビューイングで繋がっているとあって、メンバーも大きな笑顔でカメラに向かって手を振った。

 


LEO

メンバーの一人一人が挨拶するたびに応援の声や拍手が上がるなど、映画の満足度が伝わるような熱気が渦巻く中、自分たちの映画が制作されると聞いた時の気持ちを尋ねられたLEOは「僕自身、映画が大好きで、映画館で働いていたこともある」と明かしつつ、「『自分が映画に出たらどうなるんだろう』と漠然と思い描いていた。それを大好きなチームと叶えられる瞬間が訪れることを想像すると、ワクワクして。すごく幸せな気分でした。ここに立っていることも夢のような感じ」と喜びを吐露した。

 


RYUHEI


JUNON

RYUHEIは「ライブの裏側にカメラがいるのもすごく新鮮でしたし、また一つライブに向けて引き締まった緊張感を持てた。カメラマンさん含め、チームとして一体となっていくための士気が上がりました」と映画の制作陣がステージの裏側までを映し出してくれたことが、良い刺激にもなったという。JUNONは「初めてのワンマンライブという早い段階で、僕たちの裏側を記録していただいた。大きな作品として記録していただけたことが、とてもうれしい。数年後に観た時に、またエモくなるんじゃないかと思います」と感激しきりだった。

 


MANATO RYOKI

同時に話し出してしまったRYOKIとMANATOは、「せーので、言っておく?」と仲の良いトークを展開して会場も大爆笑。初めて映画を観た時に「素晴らしい手応えを感じた」というのがRYOKIで、「パフォーマンスもダイナミックに撮影していただいて、迫力満点に描いていただいた。さらに楽曲のバックボーンや、僕たちがステージに立つ前の、人間としての魅力も詰まっていている。僕たち一人一人がアーティスト以前に“人間である”という姿を見てもらった上で、感じ取ってもらえるものが映画に凝縮されていた」と熱弁。

 


RYOKI


SHUNTO

RYUHEIが「面白いシーンもいっぱいあった。SHUNTOが…」とSHUNTOの登場シーンで思わずニヤニヤしてしまった場面があるそうで、SHUNTOは「一人でカメラの前でしゃべっているやつでしょう?」と予想。うなずいたRYUHEIが「SHUNTOは、YouTubeを撮っているんだと間違えていたらしくて。映画で流れるとは思っていなかったらしい」と暴露すると、SHUNTOは「ファンクラブとかで流れる映像を撮っているのかと思った。こんな大画面で流れるなんて、恥ずかしい」と大照れとなり、会場の笑いを誘った。メンバーの素顔もたっぷりと込められた映画となったが、LEOも「音楽に対しては真剣に向き合って、メンバーやスタッフさんでいる時は、和気あいあい。そういった、いつも自分たちが見ている風景を皆さんに届けられた」と自信をのぞかせていた。

 


MANATO

映画でしか観られない映像として、世界を目指す彼らの一歩となる韓国で撮影した「Message -Acoustic Ver.-」のスペシャルパフォーマンスも収録された。MANATOによると「原曲とは、歌い方を変えているところも結構ある」そうで、「原曲ではサビを地声で歌っているところも、ファルセットで歌ったりしている。その場のフィーリングを大切に、もらったギターの音で感じたまま歌わせていただきました。映画に沿ったメッセージが込められた『Message』を楽しんでいただけたら 」とアピールしていた。

 


オ・ユンドン監督

本作の監督を務めたのは、これまでにK-POPグループ「MONSTA X」の軌跡をたどるドキュメンタリー『MONSTA X:THE DREAMING』(2021年)や、“BTS(Yet To Come)in BUSAN”のコンサート模様を収めた『BTS: Yet To Come in Cinema』(2023年)など数々の作品を手掛けてきたオ・ユンドン監督。本作について「私にとって初めての日本アーティストと一緒にした作品なので、個人的に大きな意味があります」と切り出したユンドン監督は、「私は何かをする時にいつもファーストステップを重視しますが、私のファーストステップがBE:FIRSTさんのものとなり、とても幸運に思っています。なぜならBE:FIRSTさんが音楽というジャンルで、すぐに世界に進むだろうという確信が本作品を制作しながら持つことができたからです」とキッパリ。観客からも大きな拍手が上がった。

 


SOTA

世界進出への希望を託されたBE:FIRSTだが、最後にはSOTAが「皆さんのおかげで今日を迎えることができました」とBESTY(BE:FIRSTファンの愛称)に改めて感謝。「僕たちは2年でホールツアーをまわらせていただき、最後は代々木で着地することができた」とライブを振り返り、「まだアーティストとしては短い人生ですし、小さな一歩だと思いますが、僕たちにとっては確実に、最高で大切な一歩。それをこのような形にできたことを、未来の自分たちが誇れるようにしたい。今後『伝説の始まりだね』と言われるように、頑張っていきたいと思います」と未来を見つめ、会場も大盛り上がり。トークが終わってからもそれぞれがファンに手を振り、歓声に応えるなど、メンバーがBESTYを大切に思っていることがひしひしと伝わる舞台挨拶となった。

photo by  田中聖太郎

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